あいべ整形外科
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【ひざ・関節痛でお悩みの方へ。新しい治療の選択肢「PRP-FD療法」を導入した理由】

こんにちは。院長の相部和士です。

当院をご利用いただいている患者様の中には、長年「ひざ」や「関節」の痛みに悩まされ、定期的にヒアルロン酸注射に通われている方がたくさんいらっしゃいます。

「注射をした直後は少し楽になるけれど、またすぐに痛くなってしまう…」

「これ以上悪くなったら、手術しかないと言われて不安…」

日々の診察の中で、そのような切実なお声を耳にするたび、整形外科医として「手術以外に、もう一歩踏み込んだ確かな選択肢を提案できないか」とずっと模索しておりました。

そこで当院では、このたび関節痛の新しい選択肢として『PRP-FD療法(自費診療)』を導入することを決定いたしました。

今回のブログでは、私がなぜこのタイミングでこの治療を導入しようと思ったのか、その理由と治療の特徴について分かりやすくお話ししたいと思います。

■ なぜ今、この治療を導入するのか?

実は、プロアスリートの大谷翔平選手やタイガー・ウッズ選手が怪我の治療に活用したことで、数年前から「PRP(多血小板血漿)療法」という言葉がメディアでも話題になっていました。

当時はまだ新しい治療という印象が強かったのですが、近年、整形外科の領域において「医学的な根拠(エビデンス)」が世界中で次々と報告されるようになってきました。

「これだけデータが蓄積され、安全性を担保しながら患者様の痛みを和らげられる可能性があるのであれば、当院でもいち早く導入し、長引く痛みに苦しむ患者様に届けたい」

そう感じたことが、今回自費診療としてこの治療をスタートする大きなきっかけとなりました。

■ 「PRP-FD療法」とはどんな治療?

一言でいうと、「患者様ご自身の血液の中にある“治す力”をギュッと濃縮して、痛む関節に注射する治療」です。

1. あなただけの「成長因子」を抽出

採血したご自身の血液から、傷んだ組織の修復を促す成分(成長因子)を高い濃度で抽出します。

2. フリーズドライ(乾燥)化でパワーアップ

抽出した成分をフリーズドライ加工することで、従来のPRP療法よりも有効成分が凝縮され、1回の注射でより長期的(約1〜2年、長い方で3年)な効果が期待できるようになります。

3. ご自身の血液だから安心

薬物ではない「無添加」の治療法なので、アレルギーや拒絶反応といった重篤な副作用のリスクが極めて低く、いつもの診察室で日帰り(通院)で受けていただけます。

これまで続けてきたヒアルロン酸注射が「関節の潤滑油(対症療法)」だとすれば、PRP-FD療法は**「関節の修復・再生そのものを後押しする(根本治療へのアプローチ)」**という大きな違いがあります。

■ まずは、あなたの関節に合うかどうかご相談ください

PRP-FD療法は素晴らしい治療法ですが、すべての関節痛において「魔法のように全員に100%効く」というわけではありません。お一人お一人の関節の状態(変形の進み具合など)をしっかり診察した上で、この治療が本当に適しているかを判断することが何よりも大切です。

「自分のひざにも効果はあるのかな?」

「費用やスケジュールについて詳しく知りたい」

そんな風に少しでも興味を持たれた方は、まずは普段の診察の際に、いつでもお気軽にご相談ください。

「年のせいだから…」「もう手術しかないから…」と諦めてしまう前に、痛みのない軽やかな毎日に向けて、新しい一手を一緒に考えていきましょう。

あいべ整形外科

院長 相部 和士