部活動や地域のクラブチームなどで、毎日一生懸命スポーツに励む中高生。そんな頑張る学生に多く見られるケガの一つに「疲労骨折(ひろうこっせつ)🦴」があります。

通常の骨折は、転倒や衝突などの強い衝撃で一度にポキッと折れるものです。一方、疲労骨折は、骨の同じ場所に「何度も繰り返し小さな力が加わること」で、目に見えないひびが入ったり、最終的に折れてしまったりする状態を言います。
針金を引きちぎる時に、何度も繰り返し折り曲げていると金属疲労でパチンと切れてしまう、あのイメージに似ています。
特に成長期にある中高生は、骨がまだ完全に大人になりきっておらず、急激な運動量の増加や、硬い地面でのランニング、足に合わないシューズの使用などが原因で発症しやすくなります。すねや足の甲の骨によく起こるのが特徴です。
🔸こんなサインに要注意!
走ったりジャンプしたりすると、いつも同じ場所が痛む
運動を始めると痛むが、休むと少し楽になる
痛む場所を押すと、ピンポイントで激痛がある、または腫れている
疲労骨折の初期は、レントゲンを撮ってもはっきりと写らないことが珍しくありません。そのため「ただの筋肉痛や成長痛だろう」と無理をして運動を続けてしまい、悪化させてしまうケースが多く見られます。
「ただの痛み」と放置せず、違和感が続く場合は早めに整形外科を受診してください。早期に発見して適切な休息をとることが、大好きなスポーツに早く復帰するための1番の近道です。