あいべ整形外科
手関節の疾患wristjoint

手関節の疾患

手関節の疾患

手根管症候群

手根管症候群とは、手のしびれ感を訴えて整形外科を受診する最も一般的な疾患です。手首から手のひらの真中には正中神経という神経が走っています。この神経は手首のあたりで骨のトンネルを通りますが、手の使い過ぎなどが影響してこの部分で神経が傷むことで、指先にしびれがきたりする疾患です。

橈骨遠位端骨折

橈骨遠位端骨折とは、転んで手をついた際におこる骨折で、頻度の高い疾患です。特に骨粗鬆症のある方では多発します。手のつき方、骨折線の入り方によって、様々な骨折のタイプがあります。

舟状骨骨折

舟状骨骨折とは、手の関節を構成するひとつの骨である舟状骨と呼ばれる骨に骨折が生じた状態です。これはスポーツのケガのなかでも代表的な骨折のひとつとして知られており、スポーツなどで手をついて転倒したときに生じる場合が多いです。

ガングリオン

ガングリオンとは、手足などにできるコブ状の腫瘤です。典型的なものは手関節背側(甲側)に生じるガングリオンです。これは手関節の関節包に繋がっています。その他のガングリオンのできやすい場所としては、手首の母指(親指)側の掌側の関節包やばね指の生じる指の付け根の掌側の腱鞘のあるところです。