交通事故
交通事故の治療について
交通事故直後は自覚症状がなかった方が、数日経ってから首や腰の痛みなどの症状が出現することがあります。
放置しておくと症状が長引くこともあり早めに治療を受けることが早期の回復に繋がります。
また時間が経過してから受診した場合に事故との関連が証明できない場合がありますので、できるだけ早期に受診をすることをお勧めします。
交通事故の治療を整形外科で行うメリット
① 医学的根拠に基づいた診療
整形外科では、レントゲン・CT・MRI検査などによって骨や腱などの状態をはっきりと調べることができます。
一方で、整骨院や接骨院では検査・診察・治療はできず、基本的には施術を受ける場所のため、重大な骨や腱の異常を発見できない可能性があります。
当院では、整形外科専門医が医学的根拠に基づいた診療を行っております。
自覚症状が無い場合でも早期に骨の損傷など重大な障害の有無を確かめておくことは大切ですので、交通事故後は早めに医療機関を受診するようにしましょう。
② 国家資格者によるリハビリテーション
あいべ整形外科には、国家資格である理学療法士が6名、柔道整復師が3名、マッサージ師が2名在籍しており、医師の指導の下医学的根拠に基づいた運動器リハビリテーションを行うことができます。
整骨院や接骨院でも施術は受けられますが、骨・筋肉・靱帯・関節・軟骨・神経などの運動器リハビリテーションを行うことができるのは理学療法士の他、日本運動器化学会が認定する運動器リハビリテーションセラピスト(当院の柔道整復師、マッサージ師は認定を受けております)だけです。
交通事故の通院の流れ
① 保険会社へ連絡
交通事故後、ご来院前に当院へ受診される旨を保険会社へお伝えください。
② ご来院、問診票の記入
- ご加入の保険会社について(連絡先・担当者)
- 事故発生時の状況の確認
- 身体の状況、変化、現在の症状の確認
など、ご記入いただいた問診票をもとに医師の診察をおこないます。
③ 検査・診断
受傷した部位を確認し、症状のある部位のX線(レントゲン)検査と神経学的検査をおこないます。
必要に応じてMRI・CTの検査を行います。
当院では東京先端医療モール内の東京メディカルクリニック様と提携しておりますのでMRIやCT検査が必要な場合は精密検査が可能です。
また、頭痛、吐き気、めまい等の症状がある場合は、脳神経外科をご紹介する場合もございます。
④ 治療開始
医師の診断のもと必要な内服薬や外用薬の処方、ブロック注射、物理療法等を行い患部の炎症を抑え症状を柔らげていきます。
⑤ リハビリ
医師の診断のもとリハビリが必要と判断された場合は、有資格者による個別のリハビリを早期に実施し、できるだけ後遺症を残さないよう治療していきます。
交通事故治療 Q&A
基本的に患者様の負担はありませんが、受診時に保険会社から医療機関に連絡の無い場合は、立て替えとして負担していただきますが、保険会社からの連絡確認後、立て替え分をご返金させていただきます。
基本的には症状が無くなるまでが治療ですが、患者様によっては症状の回復や改善が期待できない場合があります。
(これを症状固定と言います。)
この期間は3か月を目安としています。
症状がこれ以上回復、改善が期待できない場合、補償が受けられるように後遺症診断書をお出しすることもできます。