労災保険

労災保険とは

労災保険は、労働者の通勤を含む業務上の負傷や疾病に対して補償される保険で、労働基準監督署が担当します。
当院は、労働者災害補償保険（労災保険）指定の医療機関であり、業務中や通勤途中に発生した怪我や疾患の治療を行っています。この保険により、患者様は自己負担なしで治療を受けることができます。
ご来院の際は、治療が労災保険の適用範囲内であることを受付にお知らせください。健康保険証の提示は不要です。もし、お持ちの症状が労災保険の適用対象かどうか不安な場合でも、ご遠慮なくお問い合わせください。
当院での治療が困難な場合は、適切な医療機関へのご紹介も行います。

労災保険に必要な書類

労災保険では下記の書類「現認証」を提出して頂く必要があります。

５号様式　：　初めて医療機関にかかる場合
６号様式　：　転居や手術等で別の医療機関にかかる場合
１６号様式の３　：　通勤災害
１６号様式の４　：　通勤災害で別の医療機関にかかる場合

労災の書類が全て揃わない内に当院へ受診された場合、一時的に立替払いとして実費負担（10割負担）となりますが、書類の準備が整い次第、再精算にて差額分を返金させて頂きます。

受診の流れ

①受付

治療の流れは基本的に通常の診療と同じですが、窓口で「労災保険で受診したい」旨をお伝えください。

②検査・診察

医師による診療を行います。状況に応じてレントゲンによる検査、MRIやCTによる精密検査などを行います。

③治療

内服薬や外用薬による治療、リハビリテーションなどケガの状態に合わせて必要な治療を実施します。

④お会計

基本的に治療費負担はありません。しかし、必要書類が揃っていない場合は患者様から一時的に治療費の一部をお預かりしています。書類が揃い次第全額返金させていただきます。